それでも俺は恋をする。

それでも俺は恋をする。

苦しい恋の思い出と新たな船出を記録していきます。

出会いなんて、そこらへんに転がっているのかもしれない。

最近、友人が続々と結婚しており、結婚式に呼ばれることが多くなってきた。いわゆる結婚ラッシュだ。

は結婚式でなぜか受付を頼まれることが多い。スピーチは頼まれない受付止まりの男だ。


受付をしたことがある人ならわかるかと思うが、新婦側の受付と軽く挨拶を交わしたり写真を撮ったりって事を絶対する。

 

そう。頑張れば受付と仲良くなれるのだ。

 

しかし、だれでも受付をすれば新婦サイドの受付と仲良くなれるだろうか。

 

否。

 

絶対に男側が頑張らないと仲良くはなれない。女性はいつでも恥ずかしがり屋だ。っていうか女性は黙っていても基本男が寄ってくるので、仲良くなるために声をかけるなんて思考が存在していない。

 

モテない男はたいてい「あー、受付かわいいなー。話しかけてくれないかなー。チラッ」みたいな感じだろう。

 

 

しかしあなたに勇気があれば、仲良くもなれるしラインも交換できるし飲みにも行ける。可能性は無限だ。

 

どこかのイベントに行ったって列に並んでいる目の前の美女に「列長いですねー」なんて言えば仲良くなれるかもしれないし、道端で思いっきりコケそうになった女性に「大丈夫?!」なんて言えばそこから結婚するかもしれない。

実際、私の友人はこの出来事がきっかけで、つい最近結婚してしまった。

 

こんな出来事を目の前で体験すると

「出会いが無いー」

なんて、とてもじゃないけど言えない。

 

だって、「行動力」「勇気」さえあれば出会いを創造することができるから。

 

まあ出会いが無いが口癖の人は「いい出会いがない」ってことなんだろうけど、それも「行動力」「勇気」で解決するはず。結局試行回数が重要になってくるから。

もちろんどんな人求めているか(自己分析)、どうやって掴み取るか(戦略)もいるとは思うけれども。

 

自戒を込めて。

 

 

タイミングの重要性 〜運命の再会〜

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彼女とは1年以上前に出会った。

 

私が某町のロフトで買い物をしていた時、その彼女は現れた。背が高くて端正な顔つき、就活風のスーツを着ているのでおそらく20代前半だろう。これはいくしかない!と思った私は彼女に勇気を出して声をかけてみた。

 

俺「なんか必死に探してますけど大丈夫ですか?笑」

彼女「はい笑 ペン探してるんです。」

俺「ペンはこっちじゃないよ!笑」

 

そこからいつものトークに移行してバンゲした。

 

※声かけの方法については下記の記事に書きました。↓

ナンパで美女との出会いを量産する声かけ方法 - それでも俺は恋をする。

 

その後のLineの内容もなかなか良く、翌週にはアポが決まりワクワクしていた。

 

 

アポの前日に、アポの断りのLineが入る。

 

「ごめんなさい、やっぱりいけないです…>_<…」

「どうして?」

「やっぱり、どうしてもいけないんです。」

 

彼女にダメになった理由を聞いても全く教えてくれない。

彼氏ができた??友達に吹聴された??   わからない。とても歯がゆかった。

結局そのまま彼女とは会わずじまいで、連絡もとることは無くなった。

 

 

そして某日。あれから1年以上たった夏。

 

 

私は渋谷を歩いていた。

マルイ付近を歩いていると、どこかで見たことがある人が向こうから歩いてくる。

一瞬だけ目が目があった。そうだ!!彼女だ!!! 

 

私は体を反転させ、すれ違った彼女を追いかけた。

 

「久しぶりだよね!覚えてる?ロフトで…」

 

「ああ!覚えてます!あの時の!」

 

そこから10分ほど立ち話をして、翌日に会うことになった。

 

 

翌日アポ

 

俺「なんであの時会ってくれなかったの?」

 

彼女「実は、あの時彼氏がいたんです笑 つい最近別れちゃったんですけど。当時は彼氏以外の人と遊ぶことに罪悪感があって、約束の前日まで悩んだんですけど、思いとどまってしまって笑 ごめんなさい。」

 

ダメだった謎が解けた。1年越しの解答。めちゃくちゃすっきりした。

さらに、彼女はこの1年の間に転職も行い、環境がまるっきり変わっていた。

前に話した時よりも 心なしか大らかで心もオープンになっている気がする。環境が変わったからか。

 

この時、彼女の最寄駅で会っていたため、彼女の家の近くまで彼女を送った。

事前に彼女の部屋の間取りの話をしていたため、部屋の中を見たくなったので、

 

俺「ちょっと部屋みたいな!見してよ笑」

 

彼女「いいよ笑 汚いけど許して笑」

 

 

そこからは、流れのままに即。運命の再会をものにすることができた。

 正直、私自身の実力は1年前とあまり変わってない。(普通にダメなことだが)

では何が変わったか。そう、タイミングだけだ。1年前は彼女と結ばれるタイミングではなかった。それだけだ。

 

改めてタイミングの重要性を認識した。まあ、コントロールはできないのだけれど。

しかし、そのタイミングを逃す事はしていけない。逃さないためにまず行動。

あと死番化しても諦めない。1年あたためたら、上手くいくかも笑

 

彼女の家から帰りながらそんな事を考えていた。

 

 

思い出備忘録2

彼女は付き合ってしばらくするとある部署に配属となった。

彼女とは、部署もフロアも違っていたので、直接会社で会うことは稀だった。

付き合っていることは社内の誰にも言わなかった。噂になるのが嫌だったし、少し照れがあったと思う。今となれば言わなかったことを後悔しているが。

 

配属されてから、彼女はなにやら同じ部署の先輩《男》と仲良くしていた。まあ、彼女が配属された部署は年齢の若い人が少ないので、年齢の近い彼と仲良くするのは普通のことだろうと私も考えた。

 

彼と彼女は偶然家が近かった。なので、帰り道が一緒になれば、彼と彼女はよくご飯を食べに行っていた。

 

最初は気にしていなかったが、だんだんとその頻度が上がるにつれて私は違和感を覚えた。

最後は毎週ご飯に行っていたので、さすがの私もおかしいと思い、その事について問いただした。

 

しかし彼女は「だって帰り道が一緒になるんだもん。別に行くのは普通のことでしょ。」この一点張りだった。まあそう言われるとその通りなのだが。

まあ、彼が彼女の帰る時間に合わせて帰っていたのだろうことは簡単に想像できたが、それを言っても、もちろん聞く耳は持たなかった。

 

 

そしてある日のデート中。彼女の顔が異様に暗かった。たまーにデート中に機嫌が悪いことはあったので、またか?とも思ったが、いつも以上に上の空のように思えた。イヤな予感がしたが、私はデートの終わりに尋ねてみた。「なんかあったんやろ」

 

彼女は「聞かない方がいいよ」といった。瞬時に理解した。

 

「彼のことが気になってる」

 

目の前が真っ暗になった。やっぱりか。いろんな感情が湧きあがった。この日から地獄とも言える日々を過ごした。

 

あの日以来、1ヶ月色々あったが、結果的に私たちは別れ、彼女は彼と付き合う事になった。

 

 

別れた日から私はしばらく屍のようになった。彼女を責めたい気持ちになった日もあれば、自己嫌悪に陥った日もあった。眠れない日々が続いた。ネットに未練を断ち切る方法や、別れた原因を求めたりもした。友達に相談もした。

 

皆は口をそろえて言う。そんな女と別れてよかったじゃん。悪い女に引っかかったな。こんなことを言う人もいる。お前と彼女は運命じゃなかったんだよ。タイミングが悪かったんだよ。 

 

 別れてしばらくして冷静になった今思う。

 

果たしてそうなのだろうか。たしかに彼女は心が移りやすい優柔不断なタイプなのかもしれない。 

 しかし私に、絶対的に私に魅力があれば外に目が行くこともないだろう。

 

 

そう、「人は魅力でしか縛れない」

 

 

結婚という法的な縛り、ましてや付き合うなどという薄っぺらい口約束では人を引きつけることは出来ない。自分の魅力で引きつけることしかできない。

 

実際、私はダメだとわかっていながら完全に非モテコミットしてしまっていた。

今考えたら本当にバガた。なぜか彼女なら大丈夫と自信に満ち溢れていた。結果彼女は旅立っていった。今はその事を非常に後悔している。

 

正直まだまだ引きずっているが、これから魅力を上げていくことを誓った今回の出来事だった。

 

 

 

 

この出来事、思いを忘れずにいるためにここに記しておく。

 

 

 

思い出備忘録1

「別れよう」

 

 

そして私はまた屍になった。

ダメだとわかっていたのに。今回は大丈夫なんて甘かった。

 

 

彼女と出会ったのは、約1年半前。いや、顔を初めて知ったのは大学2回生の頃だった気がする。

私がとある企業に入社して仕事にも慣れてきた時、彼女が入社してきた。

 

 

彼女を見たとき、ドキドキが止まらなかったのを今でも覚えている。

正直、女性を見てドキドキしたのは何年ぶりだろうか。もしかしたら初恋以来か。

まさか大学生の頃の、喋ったことはないが、いつも食堂で顔を見て気になっていた子が入社してくるとは思いもよらなかった。

 

 

 

会社に入社して以来、ある程度の女性経験を積むにつれて女性にドキドキすることは無くなっていった。もう恋なんでできないのではないか、とも思っていた。

 そう思っていたが故に、彼女への自分の反応に最初は戸惑った、と同時に胸が高鳴った。

 

 

出会って半年後、特にテクニックを使うでもなく正攻法でアタックして晴れて彼女と付き合うことができた。とても嬉しかった。

 

 

付き合いもとても順調だった。いや、少なくとも私はそう思っていた。会社の社宅が同じだったので週2回は会っていた。幸せだった。正直このまま結婚したいとも考えていた。

 

 

甘かった。彼女の様子がおかしい。気づいた頃にはもう遅かった。付き合って約1年後のことだった。